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農業ツーリズムがブーム コロナ禍で

【WA州25日】  オーストラリアでは過去2年間で、新型コロナウイルスの感染拡大による国境閉鎖を背景に、国内の地方部のファームやカフェ、ワイナリーをめぐる観光ツアーが人気を集めている。いわゆる「農業ツーリズム(Agritourism)」といわれ、あるオペレーターは2年間で売上が250%上昇したという。

 

国際農業ツーリズムアドバイザーで農家経営のジョン・スタンリー氏によると、今は新型コロナの影響で都市部に住む人たちが地方部で、何らかの仕事を探したいと考えているという。さらに、今が農業ツーリズムに参入するのに最善のタイミングで、農業ツーリズムは小規模のブティックタイプの農場が適しているようだ。

 

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)が2018年に行った調査では、宿泊施設、輸送、小売など農業ツーリズム関連の観光業界が、30年までに186億規模にまで成長すると予想している。WA州エスペランス東部でファームステイを営むアンドリュー・ミドルトン氏は、「農家ももう少し、農業ツーリズムというアイデアを受け入れるべき」と話した。

 

ソース:abc.net.au-Farmers urged to consider agritourism opportunities as sector booms during pandemic

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