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蚊媒介ウイルス感染拡大の恐れ 洪水の影響で

QLD5】   国内東部で続く洪水の影響で、希少な蚊媒介ウイルスが増加しており、QLD州の感染者が現在重篤な症状だという。

 

QLD州、NSW州、VIC州の3州の保健当局では、人体から日本脳炎の感染ケースと「可能性のある」ケースが発生しており、警鐘を鳴らしている。

 

3州では、最近の洪水により熱帯地域以外での感染ケースが発生していることから、懸念が広がっている。プリンスチャールズ病院60代の女性が生命維持装置に繋がれているケースや、VIC州近くのNSW州でも1人が集中治療室で治療を受けている他、2人が感染者だと確認された。

 

NSW州保健当局は、他にも感染者と思われる人が数人検査を受けていることを明らかにしているが、QLD州保健当局は、コロナウイルスと異なり、日本脳炎の感染は爆発的なものにはならないと説明している。

 

NSW州、SA州、QLD州、そしてVIC州では14ヶ所の養豚場から日本脳炎が確認されている。日本脳炎は蚊を媒介して豚から人へ感染するが、人から人への感染はなく、豚肉や豚製品を食べても感染することはない。

 

ソース: news.com.au – Mosquito virus cases across Australia expected to climb

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