【NSW9日】 連邦政府のモリソン首相は9日、洪水に見舞われたNSW州北部の複数のコミュニティーを訪問した。専門の写真家のみ同行し、テレビ局による取材を禁止したことについては、住民たちの率直な声を聞きたかったからと説明し、メディアの介入を回避するためではないと説明した。
モリソン首相への記者会見では、ジャーナリストの一人が「多くの人が000(トリプルゼロ)に電話が繋がらなかったようだ」と叫んだが、「(感情的にならず)礼儀的に行いましょう」と応対。緊急事態に軍ではなく、市民やクラウドファンドによるヘリコプターが出動したことについて批判が上がっていることについては、「そう思わない」と述べた。
一方、モリソン首相が訪問した農場の農場主は、首相はしっかり話に耳を傾けてくれて感謝しているとした上で、連邦政府は保険支払に関する懸念については解決する必要があるとの考えを示した。
ソース:news.com.au-Prime Minister Scott Morrison ‘bans media’ from visit to flood-affected NSW