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感染急増はステルスオミクロンが原因 NSW

【NSW10日】  NSW州当局は10日、新型コロナウイルスの感染者が州内で再び急増していることについて、オミクロン株の変異株BA.2が影響しているとの見解を示した。ステルスオミクロンとも呼ばれる変異株で、従来のオミクロン株より感染速度が速い。

 

NSW州のゲイル主席医務官代理は、BA.2について理解を深めるため、さらに分析を行っていると説明。同州のハザード保健相は、「人々はウイルスを忘れつつあるが、ウイルスはまだ眠っていない」と述べ、州内の感染者数は来月から5月にかけて、増加する可能性があるとの見方を示した。

 

州内における市中感染は10日、1万6,288人となり、前日から約3,000人以上増加した。ハザード保健相は、資格がある人はブースター接種を受けて欲しいと呼びかけ、「全ての人がブースター接種を受けた場合には、(ステルスオミクロンについて)それほど懸念しない」と述べた。

 

ソース:news.com.au-Revealed: New variant behind coronavirus case spike in NSW

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