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救急車間に合わず死亡 48時間で3人

【SA16日】  SA州の救急隊員協会(AEA)は16日、救急車の到着を待っていた50代の男性が16日未明に死亡したと発表した。男性は15日午後11時ごろに転倒し、意識がもうろうとしたため救急車が呼ばれたが、その後、2時間待たされた後に意識を失い、呼吸停止に陥ったことが分かっている。

 

当初、男性の容態は緊急性レベル2とみなされるもので、救急隊は通報から16分以内に到着することが求められた。ただ、実際には2時間後に再び救急車を要請する通報が入り、その時点で男性は意識がなく、呼吸が停止していた。その後、緊急性レベル1に引き上げられた男性の元に、救急隊は8分以内で到着することが求められたが、実際は9分後に到着。男性を蘇生することは出来なかったという。

 

AEAは、「隊員と通報センターのスタッフは打ちのめされている」と述べ、「SA州のマーシャル首相が、謝ること以外の対応をとるまでに、あと何人の人が命を落とさなければならないのか、我々すべてが抱えている疑問だ」と述べた。SA州では、20代の男性と94歳の女性が、救急車の到着を45分以上待って死亡しており、先週も、他の2名が同様に死亡している。

 

ソース:news.com.au-Third person dies while waiting for ambulance in 48 hours

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