【VIC18日】 VIC州で今週末から狩猟が解禁となるのを前に、狩猟反対の活動家たちが連邦裁判所に狩猟禁止を求める訴えを起こしたことが分かった。最終的に裁判所は訴えを棄却した。活動家のジョー・ソレン氏は、州内の湿地帯で行われる狩猟について、「従来より鳥にとって最も深刻で危険な時期」だとして、これをやめるよう訴えていた。
ソレン氏は、あひる以外の鳥も撃たれることがあり、撃たれなかったとしても多くの鳥にとってトラウマとなり、繁殖が止まることもあると警告した。また、汚染や狩猟者の侵入によって、鳥の生息地が消滅する恐れがあると訴えた。
一方、弁護士は狩猟禁止の申請について、「何の根拠もない」と述べ、暫定的な禁止命令が出されるべきでもないとの見解を示した。狩猟シーズンは今週始まったが、同州のアンドリュース首相は、「狩猟をゴルフに行くようなもの」と発言し、狩猟反対者から多くの批判が寄せられていた。
ソース:abc.net.au-Why controversial ‘sport’ will go ahead in Victoria this weekend