生活

実家暮らしの若者増 背景に住宅高騰

【ACT22日】   国内の若い世代で、住宅購入を先送りして両親と住み続ける人が増えていると新たな調査からわかった。

20代半ばから30代後半のいわゆるミレニアル世代は、4人中1人が30歳の時点で両親と実家暮らしをしている。これに対し、戦後のベビーブーマー世代は30歳で92パーセントが独立していた。

空前の低金利にもかかわらず住宅価格の高騰によって、ミレニアル世代の住宅支払額はベビーブーマー世代の4.9倍だ。最初の住宅を30歳までに購入したのは、ベビーブーマー世代が3分の2、60年代半ばから70年代終わりに生まれたX世代は42パーセント、ミレニアル世代は34パーセントだ。

WA州が平均27歳で住宅市場に参入するのに対し、NSW州は34歳。住宅価格の差が背景にある。2021年、賃金の伸び率が2パーセント超だったのに対し、シドニーの平均住宅価格は25パーセント上昇した。

ソース: news.com.au – More Aussies forced to live with parents as housing generation gap widens

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