【NSW23日】　　 女子テニスで世界ランキング1位のアッシュ・バーティ―選手が23日、自身のインスタグラムを更新し、プロテニスからの引退を発表した。世界の頂点に立ち、25歳という若さでの引退は驚きをもって受け止められたが、同選手は「できることはすべてやった」と満足感を示した。

バーティ―選手は、ダブルスを組んだことのある友人のケイシー・デラクア選手と対話する形式で引退を発表。「今日という日は、テニスからの引退を発表するにあたり、難しくもあり感情が溢れている」と述べた。さらに、「これまで支えてくれた全ての人に感謝し、非常に誇りを持ち満たされた気持ちで去ることができる」と話した。

バーティ―選手は今年1月、メルボルンで開催された全豪オープンで優勝を飾り、19年の全仏オープン、21年のウィンブルドンに続く3度目のグランドスラム優勝を獲得した。デラクア選手との対話では涙ぐむ姿も見せたが、「今が最善のタイミングだと確信している」と述べた。バーティ―選手は24日、引退について正式な記者会見を行う。

ソース：news.com.au-Ash Barty announces shock retirement from tennis at 25