【ACT8日】 ウクライナのゼレンスキー大統領からの要請を受け、提供することを約束していた戦闘用車両ブッシュマスター20が8日朝、ブリスベン空港からウクライナへ向けて出発したことが分かった。ダットン国防相は、今後も“独裁者”には反対を貫くとする姿勢を示している。
ダットン国防相は、ロシアのプーチン大統領が“専制政治”を強行するなかで、今後もウクライナを支援していくことを確認。「言論の自由、女性への処遇、社会の中の平等など、民主主義で手に入れられているものを当たり前と考えてはならない」と述べた。さらに、「これらはプーチンやヒトラーなどの独裁者が常に反対する価値観だとして、彼らに立ち向かう必要がある」との考えを示した。
ブッシュマスター20を提供するにあたり、ダットン国防相は、ウクライナが“ロシア軍の野蛮な行いに打ち勝つ”試みにおいて、“大きな勝利”になるとの見方を示した。連邦政府は、ロシア大使をキャンベラから追放しておらず、野党からは追放すべきとする声が高まっている。
ソース:news.com.au-‘Tyranny’: Peter Dutton compares Putin to Hitler as Bushmasters sent to Ukraine