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高齢者介護施設 人手不足でストも困難

【QLD10日】   QLD州とWA州で10日、高齢者介護施設の従業員らが25パーセントの賃上げと労働条件の改善を求めてストライキを行った。SA州は、人員不足を懸念して示威行為を延期した。

SA州のサザン・クロス・ケアで働く1,700人近くが3時間半のストライキを申し出たが、著しい人員不足によって施設居住者の安全を脅かすとして、フェアワーク委員会はこれを却下した。2週間延期して連邦選挙後に示威行為を行う予定だ。

代わりに、SA州の高齢者介護施設従業員およそ100人は10日、休日を使って抗議活動を行った。参加したデスピナさんは「人手不足は常に問題。今日も抗議に参加できない同僚がいる」「人手不足は居住者を危険にさらす」と話した。グレース・グバラさんは「少なくとも30パーセントの賃上げが必要。家族は、私たちを信頼して親の世話を託している。与えられるべきケアを高齢者に提供したい」と話した。

QLD州では従業員およそ300人がブリスベン中心に集まった。WA州パースのノースブリッジでも同様な抗議活動が行われた。

ソース: abc.net.au – SA aged care workers use day off to rally for better work conditions after strike action delayed until after federal election

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