【QLD23日】 QLD州でインフルエンザA型の感染が広がっている。州保健局は6月半ばまで、生後6か月以上の州民に無料で予防接種を提供する。
同州で今年、すでに4,000人以上がインフルエンザに感染した。感染数は毎週倍増しており、これまでに151人が入院し、10人が集中治療室に搬送された。
パラシェイ州首相は「今年はインフルエンザが大流行した2017年に匹敵するレベルだ」「ワクチンを受けなければ入院数が増加する」と話す。症状は新型コロナウイルスに似ており、特に10~30歳の若い世代でリスクが高いという。2017年は同州で750人以上が集中治療室に搬送された。同氏はまた、「家計の上昇を考慮して全員にワクチンを無料で提供する」と加えた。
アトキン州主席医務官代理は「インフルエンザA型はB型よりも重症度が高く、入院数も増える」「生後6か月から5歳未満のワクチン接種率はたった6パーセントだ」と述べ、できるだけ早い接種を促した。
ソース: abc.net.au – Free flu vaccinations offered to Queenslanders as case numbers soar