【QLD25日】 QLD州のゴルフ場が今週、カンガルーが客を襲った事件などを背景に経営難に陥り、廃業を余儀なくされたことが分かった。ゴルフ場内で起きた襲撃事件などで客が負傷した場合、危険について十分な警告が行われていなかった場合など、クラブ側に法的責任が問われることとなっている。
QLD州ゴールドコーストのアランデル・ヒル・ゴルフコースは先週、64歳の女性がカンガルーに襲われて大けがを負った。数週間前には同じゴルフ場で、69歳の女性が同様にカンガルーに踏みつけられるなどして、病院へ搬送される事故が起きていた。
ネルソン・ベイ・ゴルフクラブのカンガルー専門家、フィル・マレー氏によると、カンガルーに襲われる危険性は非常に低いものの、時折事故は起きていると説明。ゴルフコースに食料や飲み水が豊富にある場合、カンガルーが出現する場合があるとして、ゴルフ客がカンガルーに遭遇した場合の対応を理解しておく必要があると話した。
ソース:news.com.au-Unruly roos torment golfers as troubled club shuts its doors