【NSW26日】 航空大手カンタス航空はこのほど、空港内のチェックインシステムを旧式のものから最新式に総入れ替えを行うと発表した。新しいシステムを使った場合、乗客はチェックインと荷物の預け入れをこれまでの4倍の速さで行うことが可能で、数秒で終えられるという。
カンタスのフィル・カップス商品・サービス統括部長は、利用客は以前から出来るだけ機械などへの接触が少ない方法を希望していたとした上で、新しいシステムではデジタル式ということに重点を置くとともに、迅速に流れるようにチェックイン出来ることに重点を置いたと説明した。
カップス統括部長によると、シドニーの国内線には9月までに240台を導入し、その後全国の空港でも導入する。利用客は、空港到着前にオンライン上でチェックインを済ませ、空港で預け入れ荷物のタッグを印刷する。その後、自動荷物預け入れ窓口で荷物を預け、デジタル搭乗券を利用して搭乗となる。
これまで年間2,400万枚印刷していた搭乗券がなくなることから、環境にも優しいという。ただ、従来通りのカウンターでのチェックインも必要な場合は提供するとしている。
ソース:news.com.au-Qantas rolls out new kiosk check in and bag tag system to halve time at airport