【NSW27日】 NSW州と首都特別地域(ACT)のカトリック系学校に勤める教員数千人が27日、賃金の引き上げと労働条件の改善を求め、ストライキを行ったことが分かった。カトリック系学校の教員によるストライキは約20年ぶりで、先に行われた、公立学校教員によるストに続くかたちとなった。
ストライキに参加したのは、NSW州とACTの540校のカトリック系学校に勤務する約1万8,000人の教員で、シドニーでは午前10時ごろ、CBDから行進をスタートし、タウンホールまでの道のりを歩いた。
独立教員組合(IEU)は、少なくとも10%の賃金引き上げのほか、残業の原因となっている書類仕事の削減を求めている。IEUのノーサム書記長は、「教員も補助スタッフも燃え尽き、疲れ果てている」と述べ、変わらない賃金、持続不可能な仕事量、人出不足に教員たちも限界を超えたと説明した。
ソース:news.com.au-Catholic teachers walk off the job for 24 hours – the first action of its kind in 18 years