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シドニー湾のゴート島 先住民に返還

【NSW29日】   NSW州政府は、シドニー湾内の島を先住民コミュニティに正式に返還すると決定した。来年度予算からおよそ4,300万ドルを拠出して島の活性化も行う。

州政府が返還するのは、通称“ゴート島“として知られるMe-Mel Island。シドニー湾内最大の島で、州遺産に登録されている。1830年代から1960年代の建物30軒ほどがあり、アボリジニ文化の濃い島だ。向こう4年間で4,290万ドルを投じ、護岸や建物の修復、上下水道の改善、アスベストなど汚染物の除去などに費やす。

ペロテット州首相は「Me-Mel の先住民への返還は正しい行いだ」と述べ、個人的に優先する意向を示した。

2015年、当時の労働党州政府が先住民コミュニティへの同島返還を公約したが、7年経って自由党政府のもと正式に手続きが開始される。

ソース: news.com.au -$43m move to return Me-Mel Island to Aboriginal hands

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