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世界最大の植物と判明 WA州シャーク湾

【WA2日】  WA州のシャーク湾で、面積にして約200平方キロメートルに広がる世界最大の植物が発見されたことが分かった。これまでは広域に広がる海藻とみられていたが、遺伝子検査から1つの海藻が4500年かけて成長したものと判明したという。

 

海藻を調査した研究者たちは当初、海藻の遺伝子学的な多様性を明らかにすることを目的としていたというが、研究を進めるうちに、海藻が他とくらべて花や種子が少なく、通常の繁殖形態と異なることに気づいたという。その後、シャーク湾の10か所からサンプルを取り調べたところ、遺伝子的にすべて一致する結果が出たという。

 

今月1日に発行となった学術誌「Proceedings of the Royal Society B」に掲載された同研究によると、シャーク湾に広がる植物は地球上に存在する最も大きい植物だという。研究者で共同執筆者の一人、WA州立大学のエリザベス・シンクレア氏は、「データをよく見てみると、全てが1つの植物に属していると分かり、本当に驚いた」と述べた。

 

ソース:abc.net.au-World’s largest plant discovered right under our noses in Western Australia

 

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