【NSW3日】 NSW州保健当局は3日、海外から帰国したシドニー在住の男性が、サル痘に感染していることが分かったと報告した。州内におけるサル痘の感染者はこれで3人目となるが、今回の感染は先に報告された2人との関連性はないという。
NSW州保健当局は現在、新たに感染が確認された50歳の男性の行動を追跡調査しているもようだ。NSW州のケリー・チャント主席医務官は、男性の病状から非常にめずらしいサル痘への感染を見つけ出したとして、臨床医に謝意を述べた。
さらに、チャント主席医務官はサル痘について、一般市民に感染するリスクはほぼなく、臨床医や一般開業医(GP)も感染を確認するとは考えてこなかったが、今回はGPがウイルスの症状に気づいたことで感染が判明したと説明した。症状がある場合、診療を受ける前にNSW Healthのホームページを確認するよう呼びかけている。
ソース:news.com.au-Third monkeypox case recorded in Sydney, NSW