【NSW5日】 シドニー西部ブルーマウンテンズで、学校のトイレで電子タバコを吸引したティーンエイジャーが倒れた。若い世代で広がる電子タバコの使用が懸念される。
ブルーマウンテンズ・グラマー・スクールで先週、学生がトイレで電子タバコを吸引し、大量のニコチン吸入による発作を起こして救急車で病院に運ばれた。同校は、保護者らに電子タバコの危険について子どもと話すよう求める。
今年初め、NSW州で電子タバコが及ぼす健康への深刻な影響を警告するキャンペーンが立ち上げられた。2021年に同州の16~24歳の10人中1人以上が電子タバコを使用しており、前年度の倍に増えた。同州の16歳以上で毎日喫煙する人は、2020年の9.2パーセントから1年で8.2パーセントに減少したが、電子タバコを利用する若者が増えている。
米国の食品日薬品局(FDA)も2019年、電子タバコによる発作やけいれんが若い人の中で増えていると警告している。
ソース: news.com.au – Warning about teen vaping after Sydney student collapses in toilet