【VIC8日】 オーストラリア国内では今後、野菜の価格がさらに値上がりすると、業界団体オースベジ(AUSVEG)会長が警告を鳴らしている。これまでにレタスが一玉12ドルになるなど、野菜の大幅な値上がりが話題となっていたが、少なくとも向こう3か月はカプシカムやほうれん草などの供給不足が予想されるという。
VIC州のレタス農家でオースベジ会長のバルマー氏は、3AWのラジオ番組に出演し、野菜の値上がりが止まることはしばらく期待できないとの見方を示した。春にかけては、玉ねぎも品薄となることが予想されるとして、値上げも避けられないとしている。
ファーストフード業界にも野菜の値上がりの影響が及んでおり、フライドチキン大手KFCはバーガー用のレタスに今後はキャベツも混ぜると発表した。続いてサブウェイが8日、同じようにレタスにキャベツを混ぜて対応すると発表している。
ソース:news.com.au-Aussies warned of the next staple vegetable likely to be hit with shortages