【SA9日】 メルボルン大学のジオサイエンス・オーストラリアと地震学研究センターの専門家らが、SA州アデレードは2011年にニュージーランドのクライストチャーチを上回る規模の地震が起きる可能性があると指摘していることが分かった。
ジオサイエンス・オーストラリアと地震学研究センターはこのほど、アデレード南部のウィランガ断層に沿った2つの大規模な深い溝を発掘したという。さらに、現在残っている記録をさかのぼって、大地震が起きていた証拠も発見されたという。
研究チームの一人で地質学者のダン・クラーク博士は、約55キロメートルの活断層はマグニチュード7.2規模の地震を引き起こす可能性があるとの見方を示した。さらに、この規模の地震はクライストチャーチを破壊した地震より、エネルギー量は約33倍になるとしている。
ソース:news.com.au-Researchers discover Australian city at risk of ‘devastating’ earthquake