【NT10日】 NT準州警察が提供した住宅に入居していた家族が、カビによる健康被害を訴えていたにもかかわらず、警察が対応を怠り、家族に深刻な健康被害を被っていたことが分かった。8歳の長女が喉に感染症を発症し、一時集中治療室で治療を受けるほどの重症に陥ったという。
NT準州警察のスティーブン・トムソンさんによると、長女のシエナさんはのどの内部が腐敗する症状に侵されており、トムソンさんは「感染症による障害は一生続く」との見方を示した。一家は2017年4月、ピランギンピ(Pirlangimpi)に異動となり警察が提供する住宅へ入居した。トムソンさんはその後2年間にわたり、自宅のカビについて対応を求めていたという。
準州警察は、「警察の社宅に関する問題について、重大に受け止めている」と述べ、関係当局とNT州警察協会と緊密に連携し、一家が適当な住宅へ居住できるようにしたいと述べた。
ソース:news.com.au-Girl, 8, permanently scarred from mould-ridden police house