【ACT13日】 国内でインフルエンザが猛威を奮っている。中でも、若い世代や子どもの感染が広がっている。
今年はインフルエンザの流行期が前倒しされた。これまでに報告された8万7,989件中、54パーセント以上が過去2週間で感染した。過去2カ月の週当たりの報告数も5年平均を上回っている。4月以降733人が入院し、27人がインフルエンザ関連で死亡した。
19歳未満の若い人や子どもが最も感染しており、入院率の半分以上を占めている。5歳未満のワクチン接種率は過去数年より低い。
医療専門家は、毎年の接種が感染予防と重篤化防止に最も有効だと呼び掛ける。また、パンデミック中に行われた手洗いやマスクの着用、咳やくしゃみを覆うなどの感染防止策が引き続き奨励される。
連邦政府は妊婦、先住民、特定疾患を抱える人、6歳未満の子どもおよび65歳以上の高齢者に無料でワクチンを提供している。また、NSW州、QLD州、VIC州、SA州、WA州およびTAS州の全員が、かかりつけ医または薬局で無料で接種を受けられる。
ソース: news.com.au – Superflu explained: Who’s at risk and how to combat it