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野菜価格高騰 消費者だけでなく農家も打撃

【ACT13日】   今年に入ってからQLD州南部で平年より多い雨と洪水により、野菜果物が大幅に品薄になって価格高騰している。サプライチェーン全体に影響が出ており、消費者だけでなく農家、小売店にも影響が及んでいる。

毎年この時期、国内のスーパーマーケットで販売される野菜の多くがQLD州南部で収穫される。3か月間の激しい雨と洪水によって収穫物の多くが被害を受け、通常1日100~200パレット収穫する農家も10パレットまで収穫数が減っている。在庫の少ないアイスバーグレタスは、一玉12ドルで販売されるケースもある。

特に影響が出ているのは、QLD州南部で収穫されるレタス、じゃがいも、ビートルート、ブロッコリー、いんげん豆、トマト、ピーマンなど。NSW州北部のいちごとブルーベリーも、洪水の影響で価格が3倍以上に高騰している。

先週、ファーストフード大手KFCが商品のラップとバーガーのレタスを一部キャベツに置き換えると発表し、世界的なニュースになった。

ソース: news.com.au – Farmers hurting ‘just as much’ as lettuce, vegetable prices skyrocket

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