【NSW14日】 NSW州政府は来年度予算案で、向こう10年で保育に50憶ドルを投じて生活費高騰に困窮する保護者を支援する考えだ。子ども1人の世帯は年4,000ドル、2人はおよそ8,000ドル削減できるという。
ペロテット州首相は「女性の労働市場参加を促し、仕事と家庭のバランスをとれるようにする」と話した。自らも7人目の子どもを迎えたばかりだ。キアン州財務相も、「保育への投資は女性の経済機会と労働市場参加、男女間の賃金格差を改善する最善の方法だ」と述べた。
民間の保育所に財政支援を支払い、保護者が負担する保育料を削減する。また、需要の高いエリアで新たな保育所の建設を支援する。さらに、2憶8,000万ドルを投じて保育を学ぶ人に最大で2万5,000ドルの奨学金を提供し、保育所の職員数増を狙う。
連邦労働党政府が選挙公約に掲げた支援と合わせ、女性およそ9万5,000人の労働市場参加を促すとともに、向こう10年の勤務時間数を増加させる。
ソース: news.com.au – How parents in NSW can save $8000 a year on childcare