【NSW23日】 NSW州政府は23日、医療従事者や教員などによるストライキについて、罰金額を初日に最大5万5,000ドル、その後は1日ごとに2万7,500ドル支払うことを命じると発表した。同州の教職員組合と看護師組合が来週ストライキを計画しており、政府の発表はこれを阻止したい考えだ。
現在、ストライキに対して科される罰金額は、初日が1万ドル、2日目からが5,000ドルとなっている。新たに発表された罰金額は、これを5倍以上引き上げた額となっている。タドホープ財務雇用関係相は、罰金額の引き上げについて、組合がストライキを行うことにより、必要不可欠なサービスに混乱が生じることを阻止したい考えを示した。
NSW州では、看護士や助産師が「政府からの支援不足」に抗議するため、28日に24時間のストライキを行う計画を発表しているほか、30日には教員がストライキを行う計画を明らかにしている。
ソース:news.com.au-Massive fines could stop ‘year of the strike’ for frontline staff