【NSW27日】　　　NSW州の鉄道ネットワークで今週、大規模なストライキが行われる。鉄道・トラム・バス組合（RTBU）は、韓国製の列車運行を含む安全性への長引く懸念から示威行為を行う。

ストライキは28日から開始し、電車の最高速度は時速60キロメートルに限られ、ピーク時の運行本数も半減される。29日は組合員らが業務センターに戻るのを無期限禁止し、30日には運転手らが持ち場の管轄外での勤務を拒否する。さらに、シドニー・メトロに関連する業務も無期限禁止される。従業員らは来月1日、州内の鉄道の4分の3を占める海外製列車の業務を拒否する。

NSW州運輸省は、30日と1日は最大で75パーセントの運行サービスが減少すると見積もり、代替バスの数も限られている。

同州では28日に看護師と助産師らが、30日には公立校とカトリック校の教師らが24時間のストをそれぞれ計画している。

州政府は先週、違法な示威行為に対する罰金額を引き上げると発表した。示威行為に罰金を科される自治体は世界でも少ない。

ソース: news.com.au – Commuter chaos across NSW as ‘year of the strike’ continues