【ロンドン1日】 男子テニスのニック・キリオス選手が、開催中のウィンブルドン選手権第一回戦で、観客に向かって唾を吐き、友人コキナキス選手とともにダブルスに出場する予定だったが欠場したとして、豪ドルにして1万4,400ドルの罰金を科されたことが分かった。
キリオス選手は、自分に失礼な態度をとっていた観客の方向に唾を吐いたことを認め、「自分を応援してくれる人にはもちろんそんなことはしない」と述べた。運営事務局は1日朝、罰金を科された選手14人の名前リストを公表したが、キリオス選手への罰金額は他の選手を大きく上回るものだったという。
キリオス選手は、Fクライノビッチ選手にストレート勝ちで3回戦進出を決めた後、1回戦での行いについて後悔しているかと問われると、「なぜ2日前のことを聞くのか」と回答し、不快感を示した。さらに、「自分は自分らしくいることが心地よい」とした上で、「この会見を見ている人も、自分のテニスを見てくれる人も、自分を信じて自分らしくいて欲しい」と回答した。
ソース:news.com.au-Nick Kyrgios withdraws, cops heavy punishment for vile Wimbledon act