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ソロモン諸島の中国軍受け入れはない 豪首相

【ACT14日】  連邦政府のアルバニージ首相は13日、ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相と会談し、ソロモン諸島政府が中国の軍事基地を受け入れることはないと、強く確信したと述べたことが分かった。両首相は、フィジーの首都スバで開催された太平洋諸島フォーラム(PIF)に参加している。

 

ソロモン諸島は先に、中国と安全保障協定を締結しており、このことで中国がソロモン諸島に軍事基地を設置するのではないかと懸念が生じていた。ソガバレ首相とアルバニージ首相にとっては、協定締結後、初めてとなる会談だが、ソガバレ首相は「ハグしましょう」と歩み寄り、アルバニージ首相と温かいムードでの対面となった。

 

アルバニージ首相は、会談後の会見で記者から中国がソロモン諸島に軍を常駐させるかと質問したのに対し、「いや、それはないと自信を持って言える」と回答。ソガバレ首相と非常に建設的な話し合いが出来たとした上で、それぞれの利益がきちんと保護されるよう、オーストラリアと太平洋諸国との親密な関係を築くことが必要との考えを示した。

 

ソガバレ首相は、米国のカマラ・ハリス副大統領とも同日会談した。ハリス副大統領は、バイデン政権が向こう10年間で、太平洋諸国への拠出を3倍となる8億8,900万ドルとすることを発表した。これには、トンガとキリバスにそれぞれ大使館を設置する費用も含まれている。

 

ソース:news.com.au-Anthony Albanese ‘very confident’ there will be no Chinese military bases in Solomon Islands

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