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かかりつけ医なし 豪国民の4分の1

【VIC22日】  オーストラリア人の少なくとも4分の1は、一般開業医(GP)の診察を受ける際、毎回違うGPを訪れていることが分かった。このほとんどが45歳以下と若い世代であることも明らかになった。

 

王立オーストラリア一般開業医大学のムノズ博士は、いつも同じ医師の診察を受けていない人のほうが入院や、病状が長期にわたる傾向があるとする一方、いつも同じ医師の診察を受けている人は“医師を信頼して、センシティブな問題も打ち明ける”傾向が強いと分析した。

 

医師らは、若者たちがさまざまな医師の診察を受け、診察を受けるのは病状が深刻なときだけという傾向を憂慮している。ムノズ博士もまた、若者が予防ケアにあまり目を向けていないと指摘。さらに若者は、引っ越しが多かったり、単に家から近いという理由でGPを選ぶなど、今後変えていくべき必要があることも多いとの見方を示した。

 

一方、45歳以上では95%がいつも同じGPの診察を受けていることが分かった。ムノズ博士は、この年代は医師と良い関係を築いて、健康に配慮することがいかに重要かを理解しているからだとしている。

 

ソース:abc.net.au-Four words that highlight major divide among Australians

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