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「サル痘」 WHOが緊急事態宣言

【ACT24日】   WHOは、世界75カ国で1万6000件以上のサル痘患者数がいることを受けて、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を発令した。また、感染によりナイジェリアと中央アフリカ共和国からの死亡者が5人確認されている。

 

WHOは、サル痘の感染は「感染率が極めて高いヨーロッパ地域を除き、世界の他地域では中度の感染率になっている。新たな感染様式で世界的に急速に感染が拡大しているが、特定のグループに正しい戦略を行えば感染拡大を止められる」としている。

 

オーストラリアの保健・高齢者ケア省(DHAC)は、7月19日の時点で国内での感染者が41人確認されていることを発表した。州別の内訳はNSW州22人、VIC州15人、ACT2人、QLD州1人、SA州1人になる。

 

DHACによると、同ウィルスは「熱やリンパ節の腫れから始まり、頭痛、筋肉痛、関節痛、背痛も伴う」症状がある。症状の発症は感染から5日から最大21日後に現れるが、症状が顕著に現れるのは7日から14日後になるという。

 

ソース: news.com.au – WHO declares Monkeypox outbreak as a public health emergency of international concern

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