【ACT25日】 国内最大の加工肉企業プリモフーズは5月、原材料費や輸送費の高騰、需要高を受けて商品をおよそ6パーセント値上げした。ハム、ベーコン、サラミなどを販売し、スーパーマーケット大手のウールワースとコールズにも卸している。
プリモフーズのショートカットベーコン750グラム入りは15ドル50セントで、ウールワースの自社ホームブランド品1キログラム入りより5ドル高い。カクテルフランクフルト1キログラム入りも6ドル90セントで、ウールワースの同等品より1ドル60高い。
ファーストフードチェーンのドミノピザとピザハットもプリモフーズの顧客であり、商品の価格に影響が出る可能性がある。
他業種同様人手不足に悩むプリモフーズには現在140職の空きがあり、さらに130職増やして生産を拡大したい考えだ。パンデミック中の海外渡航禁止に加え、新型コロナウイルスのクラスター感染が多発した食肉処理場での作業が人員不足に貢献した。一方で発注量は増えている。
別のデータによると、赤身肉の価格は昨年14.6パーセント上昇した。
ソース: news.com.au -Australia’s biggest ham, bacon and salami company to lift prices amid staff shortage and inflation