【NSW27日】 国内で、食料品を中心に品薄や品切れが続出するなか、大手スーパーマーケットのウールワースは、レンズ豆やひよこ豆が品切れとなっており、この原因は“サプライチェーンの遅れ”と説明していることが分かった。商品が再び陳列棚に並ぶまでには、最低1週間はかかるとしている。
最新の報告によると、悪天候とロシアによるウクライナ侵攻の影響で、レンズ豆やひよこ豆の不足が世界的に深刻となっており、供給量が最大20%減少する可能性があるという。ウールワースの広報担当者は、通常の供給量を維持するためにサプライヤーと協力しているとして、「今後もこれまで通り買い物を続けて、必要なものだけ購入して欲しい」と述べた。
世界のひよこ豆輸出量の4分の1を占めて世界最高水準のロシアは、ウクライナ侵攻を背景に輸出が止まっているほか、ウクライナもまたひよこ豆の輸出に制限がかかっており、欧州だけで約5万トンが不足していることになる。オーストラリアもまたひよこ豆の最大輸出国だが、洪水による影響で供給が追い付かない状況となっている。
ソース:news.com.au-Supermarket item Aussies can’t find amid global chickpea shortage