【ACT9日】 今年6月の世帯支出は前年同時期より10パーセント増加した。生活費の上昇が目に見えている。
豪統計局(ABS)が9日発表した最新の調査結果によると、世帯支出は前年同時期と比べて10.2パーセント増加した。サービス料金は15.9パーセント、物品は5パーセントそれぞれ増加した。インフレ率6.1パーセントを考慮すると驚く結果ではない。
中でも支出増が著しいのは移動費の22.7パーセント増。背景にガソリン代高騰と飛行機での旅行需要増が考えられる。
ホテル、カフェ、レストランなど外食や宿泊への支出は17.1パーセント増。服飾も16.3パーセント、娯楽や文化活動への支出は15.5パーセント増加しており、パンデミック前のレベルに戻ったとされる。
州別では、QLD州(12.4パーセント増)とVIC州(11.8パーセント増)が1年を通して支出増加が著しかった。
ソース: news.com.au – Cost-of-living crisis leaves Australians spending more than they were last year