【ACT13日】 グーグルは、オーストラリアのアンドロイド使用者に対して、ターゲティング広告の設定について誤解を与えていたとし、オーストラリアの連邦裁判所は同社に対して6000万豪ドルの罰金支払いを命じた。
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)によると、グーグルはアンドロイド使用者が「ロケーション履歴」をオフにしていても位置情報データを収集していたという。
連邦裁判所は、2017年1月から2018年12月までの期間、アンドロイド使用者に誤解を与えていたことから、オーストラリア消費者法に違法するとの判決をした他、「ウェブ&アプリアクティビティ」からも位置情報データがグーグルに収集できるようになっていたことも明らかにした。
ACCCでは、可能なデータからの予測によると、国内の利用者130万人が対象になっていたが、グーグルはこれに対して2018年12月20日までに是正措置を取っており、アンドロイド使用者に誤解がないように改善されているという。
ソース : news.com.au – Google fined $60m for misleading Australian Android users about location data