【ACT17日】 オーストラリア労働組合評議会(ACTU)は、技術移民の労働条件改善に前向きだ。組合に加入させるとともに、ビザスポンサーを業界にして雇用主による労働者の搾取を防ぐ。
来月予定される労働党政府主催の雇用・スキルズサミットには、ビジネスグループ、公共セクター、組合からおよそ代表者100人が参加する。政府は、永住する移民数を20万人に増やしたいと考える。
ACTUのミシェル・オニール会長は17日、「サミットを前に移民制度を徹底的に見直し、労働者の搾取を撲滅するとともに永住権への明らかな道を示したい」「移民が自分たちの権利を認識することが大切。その最善策は組合加入だ」と述べた。
ACTUは、就労初期に外国人労働者に関連する組合に自動的に加入させ、その後脱退のオプションを設ける政府案を支持する。また、ビザスポンサーを現在の雇用主から業界に変え、ビザと雇用主の結び付けによる労働者搾取を防ぐ。
ソース : news.com.au – ACTU open to supporting default union membership for skilled migrants