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ACTで車両盗難が国内最高 取締り強化へ

【ACT19日】  首都特別地域(ACT)では、昨年7月以降の盗難車両数が1,700台と、国内最高水準に達したことが、ACT警察による報告で明らかになった。警察は、40人からなる特別タスクフォースを設置し、キャンベラにおける車両盗難や危険運転の取り締まりを強化するとしている。

ACT警察のゴーガン副部長によると、昨年7月以降、ACT内では週当たり約30台の車両が盗難されており、危険運転などによって警察車両が故意に破壊された回数は27回に上るという。ここ2~3週間で、これらの犯罪による逮捕者は18人に上っている。同副部長は、盗難車両数について「信じられないほど多い」としており、タスクフォースの取り締まりによってこの数字が減ることを期待していると話した。

さらに、取り締まりにあたり、車内にDNAが残っていても、犯人が盗難車両を運転している状態でなければ告発することが出来ないと指摘。そのため、警察が運転中の犯人を追跡するという危険な取り締まり方法から脱却するため、ACT政府に対し法改正を求めていく姿勢を示している。

 

ソース:news.com.au-Police say Canberra has highest car theft rate in the country as taskforce launched to target stolen cars, dangerous driving

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