【ACT23日】 小人症を患い、冷酷ないじめ被害を受けた先住民の少年がハリウッド映画「マッドマックス」の次作品に出演する。
QLD州のクオーデン・ベイルズ君(11)は軟骨形成不全症を患い、人種と障がいを理由に常にいじめを受けてきた。2020年に最新のいじめ被害直後、「自殺したい」と泣きながらナイフを求めるクオーデン君の様子を、母親のヤラカさんがフェイスブックにライブ配信した。オーストラリア出身俳優のヒュー・ジャックマンを含む著名人らも、映像を見てクオーデン君をサポートした。
その後、国内の映画製作者ジョージ・ミラー氏がクオーデン君に映画「Three Thousand Years of Longing」の出演をオファー。シドニーで撮影された同作品は国内で来月公開される。
ミラー氏はクオーデン君の演技に感銘を受け、映画シリーズ「マッドマックス」の5作品目となる「Furiosa」への出演も依頼した。2024年公開予定で、撮影は6月にNSW州で開始した。主演はアニャ・テイラー=ジョイとオーストラリア人俳優のクリス・ヘムスワース。
ソース: news.com.au – Bullied Indigenous boy Quaden Bayles’ blockbuster next move