【ACT24日】　　アラン・タッジ前教育相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大により、大学での授業がオンライン授業になるなど、学生たちが“乏しい”学習体験を強いられることになったとして、授業料の一部を返還する計画を提案したことが分かった。
タッジ前教育相は、保護者や生徒から、「約束されていたキャンパスでの体験が、実際には非常に異なる体験となってしまった」という話をよく聞くとした上で、「学生たちは、売られたものを手に入れられていない」との見方を示した。さらに、「メルセデスベンツを買ったと思っていて、引き取った車がカローラだったら落胆するだろう」と述べた。
昨年、連邦政府が行った調査、「クオリティー・インディケータズ・フォー・ラーニング・アンド・ティーチング（QILT）」によると、大学生による大学生活についての評価は2019年の78％から、2020年の69％に低下していることが分かっている。

ソース：news.com.au-Former education minister Alan Tudge proposes partial refunds for poor university experiences