一般

薬物アイスを押収 1.8トンと過去最高

【NSW26日】  NSW州警察は、シドニーのボタニー港で、「アイス」の俗称を持つ薬物、メタンフェタミン1,060キロ以上を押収したと発表した。アイスは大理石に封じ込まれた形で、同港に到着した19個の輸送コンテナの中から発見されたもようだ。

先週、同じ船に積み込まれた24個のコンテナから、748キロのアイスが押収されており、NSW州警察は国境取締りで摘発されたアイスの量として過去最高と発表している。押収されたアイスの時価総額は、16億ドルに上るとみられている。また、アイスの最終的な輸送目的地は、ホームブッシュ・ウエストの工場となっていた。取り締まりによって24歳、26歳、34歳の男が起訴されている。

NSW州警察のジョン・ワトソン刑事部長代理は、背後に国際的な犯罪組織が関係しているとの見方を示し、オーストラリア連邦警察と協力して調査を進めていると述べた。また、調査は「主に中東地域に焦点を当てるが、ここに限定するものではない」としている。さらに、「持ち込まれたアイスの量と、それを素早くさばく能力は莫大なものだ」と述べ、極めて大きい犯罪組織が関わっているとの見解を示した。

 

ソース:abc.net.au-NSW Police seize record 1.8 tonnes of ice at Sydney’s Port Botany

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら