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ジロジロ見るの禁止 シドニーのクラブ

【NSW26日】  シドニー・ダーリングハーストのナイトクラブ「クラブ77」はこのほど、セクシャルハラスメント対策として、新たな安全基準を導入した。クラブ客からは歓迎の声が上がっているようだ。クラブ77は、同店のインスタグラム上で、顧客へ向けて安全・ハラスメント規約を発表。客同士のやり取りは、すべて言葉による同意を得て行われなくてはならないとしている。

同店の説明によると、「遠くから誰かをジロジロ見る行為」など、「望まれていない行いをすれば、ハラスメントとみなされる」としている。オーストラリア人権委員会は、ジロジロ見たり、いやらしい目つきで誰かを見ることはセクシャルハラスメントだとしている。

また、セクシャルハラスメントを受けていると感じた人が、店内にいる目立つピンクのベストを着たガードマンに助けを求めることも可能だという。同クラブのオーナー、デイン・ゴレル氏は、誰もが楽しめる安全な空間を創ることを目指していると話した。

ナイトクラブの業界団体、ナイトタイム産業協会の副会長で、ナイトクラブ「べニュー505」の前オーナーである、ケリ・グラスコック氏は、安全な環境を促進する動きを目にすることが出来て、嬉しいと述べた。

 

ソース:abc.net.au-Sydney’s Club 77 cracks down on harassment, including staring and unwanted attention

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