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「国内最少労働年齢の見直しを」 ARA

【ACT31日】   オーストラリア小売協会(ARA)は、最少労働年齢の見直しを求めている。国内の最少労働年齢は州によって13~15歳と異なる。

NSW州はパートタイム勤務に最少年齢はない。VIC州はパートタイムとカジュアル勤務が15歳以上。QLD州はパートタイムが13歳以上だが、16歳未満は保護者の承諾が必要だ。

ARAによると、人手不足が最も深刻な小売業界では4万人以上が不足している。また、小売業・ホスピタリティ業ともに、夏の繁忙期を前に移民の労働者不足を訴える。ポール・ザーラCEOは、「教育に支障のない範囲で、13歳の子どもは労働できるべき」と訴える。

これに対してマールズ連邦副首相は、「子どもを労働市場に出すつもりはない。中高年の職場復帰のほうが解決策になり得る」と話した。

シドニー・レストラン・グループは、すべての関連レストランで新規雇用に5,000ドルのボーナスを掲げている。シェフ、キッチンハンド、ウェイター、ソムリエやバーアテンダントまであらゆる職種で求人が出されている。

ソース:news.com.au- Kids as young as 13 offered up to fill labour shortages

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