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タイル職人 新築アパートの質の低さ指摘

【NSW31日】  シドニーの新築アパートで働くタイル職人が、ソーシャルネットワークサービスTikTok上に投稿した内容が話題を集めているようだ。男性は、建物のエレベーターから、シャワー室のタイルに至る内装まで、仕上げが不十分とみられる部分を視聴者に示しながら、「子どもがやったようだ」と指摘し、何らかの改善が必要と訴えている。

男性が撮影したアパートの場所などは不明だが、「内装を終えた」とされるシャワー室では、タイルの目地は塗られていない部分もあった。また、ドアがガタついていたり、壁には塗装の失敗とみられるペイントの塊がみられるなどした。

男性は動画上で、建設業者らは「人のお金を取っておきながら、ひどいものを建てている」と述べ、入居した後に契約を再考できる、一年間のクーリングオフ期間を導入する案などを提案した。

一方、オーストラリア建物コンサルタンツ協会のロバーツ会長は、NSW州政府が今年初めに、建設・建築士法(Design and Building Practitioners Act)を制定したことで、低品質の集合住宅(アパート)を建設することは難しくなったと説明。ただ、それ以前に建てられた建物で修繕が必要だったり、依然として問題がある建物は数多くあるとしている。

 

ソース:news.com.au-‘F**king garbage’: Tradie exposes shonky brand new homes

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