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口蹄疫対策 70品目を輸入規制へ

【ACT7日】  連邦政府は7日、国内の家畜が口蹄疫にかかることを予防するため、口蹄疫がまん延しているインドネシアや中国など70か国から、パテや皮を油で揚げたクラックリング、調理済み肉などの輸入を見合わせると発表した。規制の対象となるのはいずれも個人消費を目的とした商品だ。

豚や牛や羊などが感染する口蹄疫の感染拡大により、向こう10年間でオーストラリアの家畜産業は800億ドルの損失をこうむる恐れがある。連邦政府のワット緊急事態管理相は、国内における感染爆発の可能性は12%との見方を示している。

アルバニージ政権は今年7月、インドネシアにおける口蹄疫の感染拡大を予防するため150万ドル分の口蹄疫用ワクチン100万回分をインドネシア政府に送ると約束した。ワット緊急事態管理相は、これらのワクチンが約1か月前に到着していることを明らかにした上で、「インドネシア政府がワクチンを分配し、接種を開始したことを確認している」と話した。

 

ソース:news.com.au-Australia slaps ban on importing meat products for personal use from 70 countries

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