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保安検査すり抜けの乗客 乗客200人に影響 シドニー空港

【NSW8日】   シドニー空港を出発したカンタス航空で、空港での保安検査を受けていない乗客1人がいることが機上で発覚し、同航空の乗客200人がオーストラリア連邦警察(AFP)の調査対象となったことが明らかになった。

 

問題の飛行機はシドニー発メルボルン着のQF487で、7日夜に乗客の1人が保安検査を行っていないと、乗客たちに伝えられた。乗客の1人パトリック・ダーキンさんは、飛行機は最初に出発が遅れており、到着後にキャプテンから事情を伝えるアナウンスがあったと7ニュースの取材に語った。

 

メルボルン空港に到着した乗客たちは、機関銃を持ったAFPと空港セキュリティのスタッフたちにエスコートされながら、保管検査エリアに連れて行かれたという。ダーキンさんは「フライトアテンダントと話をしたけど、彼女の20年間のキャリアの中で、こんなことは前代未聞だと言っていた」と言った。

 

カンタス航空が8日の朝に発表した声明文によると「乗客はシドニー空港の保安検査ポイントを『うっかり』通り過ぎた」とし「このような事態を招いたことを調査するとともに、搭乗していた乗客の皆さんに対してお詫びを申し上げる」としている。

 

ソース : news.com.au – Airport security breach forces 200 passengers to be escorted by AFP

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