【ACT9日】 英国のエリザベス女王が亡くなったことを受けて、オーストラリア国内で使われている通貨の絵柄も近く変更される見通しだ。ただ、5ドル札の変更は少し先になる見通し。5ドル札の絵柄は1995年、58歳のエリザベス女王の絵柄に変更となっている。
オーストラリアでは慣例として、最も少額の紙幣に現君主が印刷されてきたが、豪準備銀行の広報担当者は、「向こう数年間は流通が続くだろう」とコメント。5ドル札を今後どうしていくかについては、あらためて発表していくと説明した。
一方、オーストラリアで1966年に初めて導入された10進法通貨は、これまでエリザベス女王の肖像が用いられてきたが、来年以降、チャールズ国王の肖像を用いた貨幣が流通する見通しだ。君主交代にあたり、肖像画の向きが反転するため、エリザベス女王は右側を向いていたが、チャールズ国王は左側を向いた肖像になる。
ソース:news.com.au-Major update on future of $5 note after Queen’s death