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公共交通機関でのマスク未着用 未だ罰金対象 NSW

【NSW10日】   国内では新型コロナウイルスの主要な規制に対して「廃止」の声が出ているが、NSW州では規則があるにも関わらず遵守していない人が大半いるのが現状だ。

 

NSW州では、公共交通機関でのマスク着用の規則を守っている人たちは過去数週間で目に見えて減少している。しかし、同州政府によると、「NSW州の12歳以上の人は、 公共交通機関(タクシーとシェアライドサービスも含む)の利用時および待合所ではマスクの着用が必要となる」とし「遵守しない場合は罰金対象」だと述べている。

 

ソーシャルメディア上には「電車でマスクを着けてる人なんていないよ。マスク着用の規則はいらない」「ここ5週間くらいはシドニーで電車を利用するときにマスクをしていない。周りから注意されたり変な目で見られたこともないし、車内でオパールカードを検札する人やホームにいた警察官からも注意されていない」というコメントがあり、継続する罰金対象の規制について困惑している。

 

NSW州では、規則に違反しているとして警告や罰金を請求できるのはTransport NSWの職員ではなく、警察の管轄になる。また、公衆衛生法2010に基づく違反をした場合は、最大1万1000ドルの罰金および/または6ヶ月の禁固刑となる。

 

公衆衛生命令への違反はその場での罰金1000ドル、マスクの未着用、18歳以上のマスクの不携帯などを含めた他の規則に従わない場合には罰金500ドルの対象となる。

 

一方で、9日の時点で、オーストラリアでは国際線、国内線、空港間のトランジットを利用の際にはマスクの着用は必要がない。デイビッド・エリオット州運輸相は「公共交通機関と言っても混雑した電車と、電車駅や屋外フェリーの状況は違う。今週にも電車、飛行機、車での規制について州首相と相談する」と述べた。

 

ソース: news.com.au – Could this ‘forgotten’ NSW Public transport Covid rule soon end?

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