【ACT10日】 英国エリザベス女王の死去を受け、オーストラリア国内のスーパーマーケットなどのショップの商品に変化が現れるようになるという。
国内のスーパーマーケットなどで販売されている数百点の人気商品は、エリザベス女王時代の「イギリス国王の個人的な紋章」を使用しているため、商品の印刷から「削除」し、チャールズ3世国王の紋章にするために「再申請」する必要があるという。
英国王室ご用達保持者協会によると、「王室ご用達」(ロイヤルワラント)のブランドは企業や個人が「英国王室御用達」の認定証を授与されるもので、ビジネスで利用できるもの。認定されるには、 「過去7年間のうち少なくとも5年以上定期的に英国王室と取引していること」が条件となる。
また、「王室御用達」は、譲与者が死亡した場合は、 企業や個人が生前の紋章を製品に付けられるのは2年間の猶予までとなり、その後は無効となる。現在では800の企業または個人に875点の「王室御用達」が授与されており、エリザベス女王の認定証は「モエ・シャンドン」のシャンパンや「ジョニー・ウォーカー」のウィスキー、トワイニングの紅茶などの620点が含まれる。
なお、オーストラリアのパスポートの最初のページには「英国エリザベス2世女王」という文面があり、最終的には「チャールズ3世国王」に変更する必要があるが、新型コロナウイルス後にパスポートを申請または更新した国民が多いこともあり、現行のパスポート保持者に対しては変更はないと連邦政府はしている。
ソース: news.com.au – Everyday shop products that will change following the death of the Queen