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8月の国内失業率 わずかに上昇

【ACT15日】   国内の失業率は8月、過去10カ月で初めてわずかに上昇した。複数の仕事を掛け持ちする人も過去最多に上っている。

豪統計局(ABS)の最新データによると、国内の失業率は7月の3.4パーセントから8月は3.5パーセントに上昇し、6月と同率に戻った。失業率は2.7パーセントだった1974年8月以降、最低を保っている。正式に失業者と見なされる人の数は8月、1万3,400人増の48万7,700人になった。一方で正式に被雇用者と見なされる人数も、3万3,500人増の1,359万人2,100人になった。

4-6月期、複数の仕事を掛け持ちする人の数は4.3パーセント増で過去最多の90万人に達した。被雇用者全体の6.5パーセントに相当する。

仕事を持つが勤務時間の増加を希望する不完全雇用者数は、7月の6パーセントから8月は5.9パーセントに減少した。

求職者も含む労働参加率は、66.4パーセントから66.6パーセントに上昇した。過去最高だった6月より0.2パーセント低いものの、パンデミック以前と比較して0.7パーセント上がっている。

ソース: news.com.au – Official unemployment rate rises slightly in August, more Australians hold multiple jobs

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