【NSW18日】 NSW州の鉄道・トラム・バス組合(RTBU)は先立って、今月21日から電車改札機のオパールカード読み取りシステムを停止すると発表していたが、州政府が法的に異議を申し立てたため計画を取り下げた。
RTBUは18日早朝、「オパールカードリーダーの使用停止およびゲート開放を行わない」とツイートした。
これに先駆け、州政府は組合によるスト行為を阻止しようとフェアワーク委員会に申し立てた。エリオット州交通省とチュードホープ従業員関係相は、「組合はストの中止要請をたびたび退けた。予定される示威行為は不法と考えられ、独立したフェアワーク委員会に申し立てた」と声明を発表した。RTBUは先週初め、これらは許可された示威行為との見解を示していた。
州政府は電車職員に対し年3パーセントの賃上げを提示する一方、RTBUは年3.5パーセント増を求めている。州政府はまた、電車職員が安全面の懸念から運行を拒否する都市間列車車両について、問題に取り組む意向を示している。
先月は同州の電車ネットワークで数回にわたってストが行われ、最終日の31日にはシドニーの電車車両の70パーセントが運行しなかった。
ソース:news.com.au- Major escalation in decision to switch off Opal readers