【NSW19日】 英国のエリザベス女王の死去を受け、オーストラリアは英連邦国家として22日を休日にすると決定した。これに合わせ、NSW州で交通違反の罰点が倍増するダブルデメリットが実施される。
州交通省は、21~25日にかけてダブルデメリットを実施すると発表した。スピード違反やシートベルト不着用、携帯電話の使用、オートバイのヘルメット不着用などで罰点が倍増する。タラ・マッカーシー事務次官は「厳粛な日ではあるが、学期末でもあり週末にかけて交通量も増え、特に気をつける必要がある」と述べた。
2GBラジオのホスト、ベン・フォーダム氏は「女王を偲んで祝日にすると連邦首相が決めた際、ダブルデメリットにする意図があったか不確か」「普段の祝日ならともかく、英女王を偲ぶ日に出かける人が多いと思えない」と批判した。
道路交通規制のもと、木曜日、金曜日、月曜日または火曜日と祝日が重なる場合、週末のダブルデメリットが義務付けられる。
ソース:news.com.au-‘Heavy handed’ road ruling could cost drivers big over National Day of Mourning